白馬エリアで最も北に位置するため積雪が多く長野県では斑尾高原と並び、ツリーランコースの開放に積極的 なスキー場です。雪崩が危険な斜面以外は全て滑ることができます。 初球コースから上級コース、そしてツリーランなどのフリーライディングエリアと素晴らしいゲレンデはもちろんで すが、センターハウスとなるホテルグリーンプラザの存在も大きいです。駐車場も広く良い面が凝縮されたスキ ー場です。 白馬エリアだけあり北アルプスの眺望は抜群です。五竜岳や鹿島槍ヶ岳がキレイでした! まずホテル前のメインゲレンデ池の田ゲレンデです。幅も広く斜度も上部がやや斜度がありますが、そこを通過 すると緩斜面が広がり家族連れや子供の練習には最適です。 この池の田ゲレンデに向かって滑り込むコースが正面、左右に広がり、コンパクトながらも尾根に開けたコース から上級コース、ツリーランなど様々なバリエーションのコースが広がります。 まず池の田ゲレンデ上部から第4ペアリフトが稗田山に向かって伸びており3つの代表的なコースとツリーランエ リアが広がります。稗田山エリアは基本北斜面の為、午後でも雪質が悪くなりにくい事が最大の特徴です。私が 滑った時もこれから紹介する第5ペアリフト沿いは午後から湿雪でしたが、こちらは粉雪でした。 そしてコルチナ名物でもある超上級コースが2本あります。稗田山コースAと稗田山コースBです。 稗田山コースAはコルチナ最大斜度42度を誇ります。上から下は見えないやや不規則な斜面で年によっては クラックが発生し滑れなくなることがあります。 そしてもう一つの稗田山コースBです。稗田山コースAとよく似た斜面ですが稗田山コースAより斜面のうねり や曲がりが少なくとても滑りやすいです。私はこちらのコースの方が好きです。 そして稗田山から池の田ゲレンデを挟んで向かいにあるのが、板平エリアです。こちらもジャイアントコースとい う1本の超急斜面とツリーランが魅力のエリアです。写真の斜面はほぼ全て滑ることができます。 第5ペアリフトに向かって左側のツリーランエリアです。第5ペアリフトが10時運転開始(2023年時点)な為、晴れ た日は運転開始すぐにリフトに乗り滑る事をおすすめします。この板平エリアは南斜面の為、午後は湿雪になり ツリーランは厳しかったです。稗田山のツリーランよりも距離が長く雪が軽いととても楽しいです。 こちらはリフトの右側のツリーランエリアです。第5リフトには戻れませんが池の田林間コースに合流する事がで きます。午後の14時頃滑ったので湿雪で足がとられ太ももの下がつるぐらい大変でした。 稗田山エリアと板平エリアの間にある板平コースは他の上級コースとは違いピステンが入っておりぶっ飛ばせ ます。標高も高いため、午後でも荒れる事が少ないです。ホテルグリーンプラザまでノンストップで滑ると滑りご たえがあります。 板平エリアにはもう一つ第3クワッドリフトと3つのコースがありラビットコースとカモシカコースという2つの中級コ ースと迂回する初級のスネークコースがあります。1990年代まではさらに下部に雨中ゲレンデがあり小谷村中 心部付近まで滑ることができました。 白馬乗鞍スキー場方面に伸びている一本松コースです。斜度もそこそこあり、上部行きリフト営業開始前はよく 滑ります。メインの池の田ゲレンデより斜度がありリフトも空いています。 最後はわらび平ゲレンデです。記憶では以前は白馬乗鞍スキー場でしたが、コルチナスキー場に移設されまし た。南斜面なので朝一のピステンがかかった斜面をぶっ飛ばすのが最高に気持ちいいです。 裏コル(コルチナの裏側)バックカントリー 白馬コルチナスキー場最上部(第4ペアリフト終点)から木々の中、川沿いを滑り白馬乗鞍スキー場の第6ペアリ フト終点へ出るバックカントリーコースです。 第4リフト下り場からすぐに入山口があります。スキー場のエリア外なのでもちろん自己責任です。ただ斜面はコ ルチナスキー場のツリーランエリアとほぼ同じなので天候が良くツリーランが滑れる方なら問題ないと思いま す。 快適なツリーランを滑って行くとやがて沢が現れ沢沿いを滑ります。 沢沿いを滑っていくと「黒川里見2号砂防ダム」があり、このエリアの特徴的な建造物です。 ステッカーが沢山貼ってあります。その中に目を引くステッカーが!「ISCHGL」オーストリアの超でかいスキー 場で、絶対行ってみたいスキー場です。 黒川里見2号砂防ダムを滑り抜けると緩やかな林間コースになり、しばらく滑ると白馬乗鞍スキー場へ出ます。 白馬乗鞍スキー場から白馬コルチナスキー場へは共通リフト券でリフトで繋がっているので少し時間はかかりま すが何回も滑ることができます。 |