カナディアンロッキーの大自然の中に作られたBIGなスキー場です。私はLakeLouiseからバスで50分ほどの所 にあり、カナディアンロッキーの玄関口とも言われるバンフという街に滞在し、スキーをしました。なんせ、私は海 外スキー初体験だったので見るものすべてが新鮮でした。 さて、シャトルバスからLakeLouiseに近づくと、まず、Front Side/South Face Areaが姿を見せてくれます。中 間部からベースにかけてはカナダ杉が美しく、トップにかけては森林限界を超えていて、木々が全く生えていない ように見えます。早く滑りたくて、テンションは↑でした(o^o^o) バスが着き、気付くとリフトに乗ってました。始めに乗ったリフトはOlympic Chairで、2134mもある長いリフトです。 まずは足ならしということで初級コースのWiwaxyを滑りました。初級のロングコースですが、やや斜度もきつめ で、斜面も変化があり、また人工降雪基も設置されているので、快適でおもしろいコースです。このコースも含めて 中間部からベースにかけてのコースはカナダ杉の間を滑る林間コースです。このWiwaxyからは今でもワールド カップで使われているMen's DownhillやLadies Downhillにも接続しています。共に、かなり急な斜面で、ブレーキ をかけないと体が浮きそうな感じがするほどスピードが出ます。コブなどはないのですが、午後になると斜面が荒 れてきてました。滑っている人はあまりいません。 次にTop of the World Chairに乗り森林が生えていない斜面に入りました。バスから見るとニセコやARAIのよう にオフピステかと思いましたが、コース以外は岩がかなり出ている所もあり危険です。SunsetやSunset Terrace などの上中級コースが主体です。一部はオフピステになっています。ただ、オフピステでいうとFront Side/ South Face Areaの裏にあたるBack Bowls Areaの方がはるかに凄いです。BackBowls Areaへは、Top of the World Chairからも行けますが、上級斜面しかないので、隣のTバーリフトSummit Platter Chairへ乗って行 くほうが無難だと思います。このTバーリフト沿いには急な斜面もあり圧雪車も入らないので降雪後にはパウダ ーも楽しめると思います。ただ、風が強いので新雪が飛ばされる事もあります。私の場合も飛ばされ絞まった硬い 斜面になってました。 またSummit Platter Chair山頂は標高2672mでカナディアンロッキーの眺望も素晴らしいです。ハイウェーが通 っている以外はなにもなく日本では見られない景色です。結氷したLake Louiseも見えます。山頂からは裏の Back Bowls Areaへ行くことができ、斜度もやや急程度です。 Back Bowls Areaは崖のような超エキスパート斜面や、上級コースが主体で、かなりおもしろいです。Boomerang という中級コースもあります。なんせ広く、コースとは名ばかりで、オフピステだらけです。カールのようになってい て、雪が風に飛ばされる心配もないです。私はShoulder Roll・Whitehorn 1を滑りました。急な斜面でしたがフカ フカのパウダーでこけても痛くないし最高でした。 そして、Back Bowls Areaの隣には、同様にオフピステを味わえるParadise Areaがあります。ParadiseChairと いうリフトもあり、このリフトを利用すると、Paradise Bowlなどのオフピステが効率よく味わえるのも魅力です。こ のリフトからFront Side/South Face Areaへ戻ることも可能です。 Back Bowls AreaやParadise Areaは、どの斜面も最終的にはPikaというコースにつきます。このコースを下って 行くと2本のリフトが見えてきます。1本はPtarmigan Areaで、Paradise Areaと続いているので、独立したエリア という感じではないです。ただ、Back Bowls/Paradise Areaのオフピステ斜面とは違って、長いコブ斜面がある のが特徴です。2本凄いコースがあります。1本はRavenというコースで、深く規則正しいコブが並びかなり難しい です。しかし更に長く難しいのがもう1本のPtarmiganです。1000mかそれ以上はあると思われる斜面に上から下 までびっしりコブがつき、とても一気には滑れないです。ここを一気に滑り降りたらまさに鉄人です。日本へ帰って から思いましたが、もう一回滑りたいコースです! Ptarmigan Areaの正面にありLake Louiseスキー場の中でも1つだけ違う山に造られているのが、LarchArea です。リフト1本にコース15本と効率がとても良いです。カナダへ来て思いましたが、日本のスキー場は1本のコー スに2本のリフトなんかもありますが、カナダでは1本のリフトに15本のコースなんてのが普通です。そのかわり ほとんどクワッドかトリプルなのです。さてさて、このエリアは中級コースが主体です。それと特徴的なのが、木々 の間を滑ることもできます。 また、景色もMt.WhitehornやMt.Templeが素晴らしくMt.Templeには青い雪(おそらく氷河)も見えました。中級コ ースはどれも林間コースで雪質もとてもよく、単純コースなのですがなぜか飽きがこないのが不思議でした。おす すめコースはLarchとMarmotというコースです。 Larch Area付近にコース拡大の予定もあるそうで、更に魅力溢れるエリアになるかも知れません。 Front Side/South Face Areaに戻るにはPikaを滑って行くか、Ptarmigan Chairに乗り戻る方法があります。 ランチはLarch Chairの乗り場付近にあるTemple Lodgeがあります。他に、Front Side/South FaceAreaに3 件ほどあります。私はハンバーガーばっか食べてました。言葉が通じるのがハンバーガー・チーズバーガーだけ だったので…(^^;でもおいしかったですヨ!! あとはもう少し晴れていたらなぁと思いました。 最後に帰りのバスの時間には注意して行きましょう!バンフ行きはかなり多くありますが、もしもの為に知ってお く必要はあると思います。 |